2021.7厚生労働省 健やか親子21応援団体に認定されました

女性とベビーのボディバランス実行委員会


◆タッチケア(ベビーマッサージ)とは

具体的には、赤ちゃんと親が見つめ合い、語りかけながら赤ちゃんの素肌に優しくしっかりとふれる、なでる、マッサージする、手足を曲げ伸ばしするなどです。

広い意味では、親と赤ちゃんの心と体がふれあうことにより、親子の「きずな」を深めることです。

 

なぜタッチするの?

 

「タッチ」はふれあうという意味です。 ふれあうことにより、お互いに癒し合えるのです。タッチすることで、赤ちゃんの皮膚に心地よい刺激を与え、これが血管、筋肉、脳の視床下部を介して心身を活性化します。ふれあうことのよろこびを実感し、親子のきずなを深めるのです。

 

日本タッチケア協会は、産科医たちが立ち上げた唯一エビデンスのある団体です。 日本のタッチケアのはじまりは、海外のタッチケアの効果に興味を持った日本を代表する産科医、NICU。

 

カンガルーケアをご存知ですか? お母さんの胸にお子さんを抱かせ、肌と肌をふれあいながら、背中をなでる。 NICUなどにいる低出生体重児で生まれた子でも、タッチケアで救命率や体重の増加の他、入院期間の短縮など、多くの点での効果が実証されています。

 

それが今、元気に育っている一般家庭の育児支援へと、広まってきています。

タッチケアをしてあげることで親子のきずなも深まって、赤ちゃんの発達も促進。 そして、ぜひ、小さいうちにふれあってほしいタッチケアもあります。

 

・タッチケアをとおして【子どもたちに愛された記憶をお肌に残したい。】

幸せホルモンオキシトキンを分泌。 愛された記憶は自己肯定感を高め、自立した人生を楽しく歩んでいけるよう未来への心の貯金になります。

 

・未来の子育てにも良い影響を与えます。

むき出しの脳と言われるお肌。 親子体操やタッチケアを通して感情のコントロールを司る前頭前野を活かせるよう刺激しましょう。

 

幸せホルモンと呼ばれる「オキシトシン」はリラックス効果と
母乳の出をよくする効果があり
タッチケアではタッチされているお子さんだけではなく、タッチをしている保育者にもリラックス効果があることもわかっています。
 
妊娠中の女性のオキシトシンホルモンは
お腹の中の赤ちゃんと密接な絆づくりに欠かせないもの。
愛と絆のホルモンとも言われ子育てに大切な親子関係にも関わっています。
 
オキシトシンは女性だけでなく男性にもお年寄りにも同様に生成され、
相手の好意的なタッチやマッサージなどのアクションにより
オキシトシンの分泌を高めることが可能なのです。
 
脳内でこのホルモンが増加すると眠気が訪れ穏やかで
幸せな気持ちになります。
そう、別名「幸せホルモン」と言われ
イスラエルの博士による研究では
妊娠初期3か月間のオキシトシンの濃度が高い母親ほど
新生児との絆が強くなることがわかっています。
 
赤ちゃん誕生後に強い絆で親子関係を築くためにも
幸せホルモンは重要な存在なのですね。

講師が、学会参加や各方面でも学び、タッチケアをメインに良いところを融合させ、お教室経験や育児研究を加えて、みなさまにお伝えしています 。 タッチケアは、わが子を可愛いと思う自然な行動として、楽な気持ちで行ってくださいね。

 

マニュアルもありますが、お歌を歌ったり、こちょこちょしたり、アレンジは無限大です。ご一緒にたのしみましょう。

 

基本は、もちもちのお肌を保護するためにも、オイルを使ってですが、ベビーローション、パウダーでもOK!!!オイルなしで、肌着の上からでもOKです。

 

大きくなれば、チャイルドケア、リンパケア、リフレクソロジー、ハンドマッサージ、になり、看とるケアなど、ファミリーケアとして大いに役に立ちます。 

参考資料:順天堂大学/日本タッチケア協会


タッチケア親子体操風景